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   「ヒロシマナガサキのかぞえうた」

       作詞  浜波 薫

       作曲  園田鉄美

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ひとつ 広島に きえたいのちわすれない

ふたつ ふるさとが 消えたあの日わすれない

みっつ  道草を 喰ってかえらぬあの子を

よっつ 呼んでみた  広島の空に

いつつ いつの日か  帰るその日くるなら

むっつ 胸に抱き 離すことはないだろうに

ななつ  長崎に 消えたいのちわすれない

やっつ 約束の 不戦の灯をともした

ここのつ この国を 平和のままの姿で

とおで 届けたい 子どもたちの未来に


  この歌は、戦後・被爆60周年を記念し、新しい「平和のうた」「憲法9条の歌」として、うたうたごえ新聞紙上で募集された詞に曲を付け、応募したものです。入選には至りませんでしたが、2005年1月中頃に創り、その後、憲法9条を守ろうとの集会や、平和を求める集まりの場などで歌い広げています。今までにない形の歌ができたと思っており、被爆者の方からも好感を持って受け止めていただいているようです。作詞者は和歌山県に在住の方です。
 なお、歌のタイトルは元々「かぞえうた」でしたが、既存のわらべ歌やお座敷うた等の「数え唄」との違いを明確にするために、「ヒロシマナガサキのかぞえうた」とさせていただきました。